コンプレックス。


今月から、『幾重の世界radio』というインスタLiveを再スタートさせた。

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前回は、2023年の下半期に突如として始め、4か月くらい続けただろうか。

始めたきっかけは、とある方から、

「幾重さんなら、配信とかでもお話できるんじゃないですか?」

と言われたことから。

 

原稿など作り込んで満を持して臨むのではなく、そのときの雰囲気や状況で瞬時に話す内容を決め、繰り広げていくことが、本当に自分にできるのかを試してみたかったのだ。

 

あの頃は、まだまだ茜のコンサルの途中でもあり、門下生もいた。

茜は、まだまだ自分のコンプレックスや、自己理解に乏しい状態であり、門下生は、わたしの話を聞くことで精いっぱいの状態だった。彼女たちにとっては、聞くことすべてがはじめての価値観であり、「何を言っているのか?」を理解して自分に落とし込んでいくことに、時間がかかっていた。

そんな状態で、わたしのペースで話を振っても、まともには返ってこないこともわかっていたので、当時は、画面に茜や門下生が映っていることはあっても、ほぼほぼわたしは1人で話を進めていた。

 

その頃から考えると、今回のLive配信では、わたしの中で、茜に話を振ることができているので、事実として、茜の成長を感じることもできている。

もちろん、本線ではなく側道を走ることはあるが、勝手にICを降りてしまうことはなくなった。

(勝手にICを降りてしまいそうな時に、わたしの「は?」が出る傾向にある。笑)

 

 

今回のインスタLive『幾重の世界radio』では、毎回テーマを決めて、そのテーマにまつわる話を進めていくようにしている。

4月13日配信分のテーマは、『コンプレックス』。

フォロワーさんからのメッセージも取り入れながら話を進めていった。(テーマは決めているが、台本はない。)

 

コンプレックスはあるか?と茜に問うと、茜なりの思いが次々に吐き出された。

あれでもかなり抑えていて、過去の自分のコンプレックスを吐き出させたら、5時間くらいの話になるだろう。

それでも、茜なりに着地をしようとしていたはずが、途中、着地点を見失っていることもあり、わたしに突っ込まれながら、話は続いた。

この、「話したい」だけど、「着地点がわからなくなる」ということも、過去の茜にとってはコンプレックスだった。

自分が何を言いたかったのか、自分の思いをどう表現していいのか、相手は今、自分のことをどう思っているのか、いろんなことが頭の中で混みだす。そして、最後はやけくそになって強制終了・・・すればまだいいが、わけのわからない自分を、意味不明な理由で正当化しだす。なぜそうなるか?

「失敗したらバカにされる」

と思い込んでいるから。

なので、失敗を失敗だと絶対に認めないのだ。認めてしまっては、自分が大損することを知っているから。

 

バカにされたくないのであれば、自分で勉強するしかない。しかし、それはしない。

なぜしないか?・・・

 

それは、自分の実力は、本当は自分がよく知っているから。

勉強しないのではなく、できないのだ。自分に合ったやり方もわからない。

だから、頭の中でも、現実でも、ただただわけのわからないことを言って自分を正当化しようとする。それしか方法がなかった。

 

自分の至らなさなんて、自分がいちばん知っている。

それを、自分が受け入れられず、『コンプレックス』という言葉に変換して、自分を責める「フリ」をする。

しかし、

コンプレックスで悩んでいる人の、魂の叫び(本心)は、

 

『こんな自分でも愛されたい。どんな自分でも愛されたい。だけど、それは叶わないの?』

 

と、顔をぐしゃぐしゃに泣きはらして、そこらへんにあるものを投げつけながら、泣き叫んでいる。

 

 

ただ、方法がわからないだけなのだ。

ただ、受け入れられた実感がないだけなのだ。

ただ、愛されたいだけなのだ。

それだけのことなのだ。

 

一言で『コンプレックス』と言っても、人によってその深さは違う。

 

 

自分が、

「失敗したらバカにされる。」

と思い込むにも、

「失敗する奴は、バカ。」

と、ジャッジするにも、ちゃんと根本原因がある。

 

『コンプレックス』と向き合う上で、必要となる次のステージがある。

それが、『自己理解』だ。

 

まずは、『自己理解とは?』を、自分で検索してある程度の「定義」を知っておいてほしい。

 

 

次回、4月20日(日) 22:00頃~のインスタLiveで、

『自己理解』についてお話をする。

 

お楽しみに!

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