努力とは。


努力は報われない。

 

誰だって、そう感じているだろう。

 

事実、努力は報われない。

 

あなたが、努力したからといって、大谷選手のようになれるだろうか?

世界屈指の大富豪になれるだろうか?

 

なりたい人はたくさんいるが、全員がなれるわけではない。

だから、ヒーローであり、夢があるのだ。


 

夢は、いつでも他人が見せてくれる。

そして、自分で叶えていくもの。

(だから、バカ親は、子どもに夢も見せられない。)

 

つまり、あなたは、周りの人にどんな夢を見せられるのか?

そこに、あなたが努力するべき「エリア」がある。

 

結局、好きじゃないと続かない。

そして、好きなことは、

それをいちいち『努力』とも感じない。

だから、続けられる。

同じ「好き」でも、度合いは無限に違う。

 

 

〈努力したら報われる〉

そんな見返りを求めている時点で、だいぶ遅れをとっている。

そこで、人間性のレベルの差まで見て取れる。

自分に都合の良い見返りばかりを求めているだけのこと。

 

努力をしても、報われない。

ただし、

 

《努力は、嘘をつかない。》

 


 

今日、後輩から連絡があった。

彼女は、わたしの1つ下で、中学~高校をともに過ごした仲間だ。

 

そんな彼女も、親との関係、劣等感、意地悪思考・・に、随分と苦しんでいた。

以前、一度、わたしの1か月コンサルも受けたことがあり、その時に幼い頃からのことをもう一度、整理して、親の思考、自分の思考なども、整理していった。


その後、某有名心理学の有料講座を在宅で受けていて、親との関係性などを細かく勉強しているようだ。

 

そういった講座は、知識を得ることには長けている。

わたしも、これまで沢山の人に、

「まず、本を読め。」

と、伝えてきた。

 

わたしは、そこまでの読書家ではない。

しかし、必要な情報は入ってくるような態勢にはしている。

それを、傍から見れば、

「勉強好き」

と評されることがある。

しかし、勉強好きでもなんでもなく、自分の立場を考えれば、その程度のことは『当たり前』なのだ。

 


何か前進したくても、基本的な知識がない状態で、前進しようとする方が難しい。

最低限のスタートラインに立てるだけの知識は、どの世界でも必要なのだ。

 


わたしのコンサルは、その先のところにある。


知識は得た。

だからといってすぐには、実行できないのが、大抵の人間だ。

 

 

目の前のことはわかったつもりでいても、

場面が変わると、簡単に振り出しに戻る。


せっかく知識を得ても、

知識よりも自分の感情の方を優先する傾向にもある。


なので、知識だけあっても、ただの頭でっかちで、

蓋を開けてみたらバカ思考なんてザラにいる。

 


そこに、わたしの着眼点が必要になってくるのだ。

わたしの話やコンサルは、知識の1歩先のところを行く。

 

 

わたしの周りにいる人間のことを、

わたしに、いつでもいろんなことを聞けて羨ましいと思われているかもしれないが、

実際は、正直、大したことはない。

 

わたしの話を「聞いただけ」では、何の変化にもならないからだ。

 

 

人間は、損を嫌う。

わたしの話を、100万円で聞けるとするなら、損をしないように真剣に聞くだろう。

1万円でも、損したくないはずだ。

 

それを、自分の都合の良い時に、わたしに相談をして、それを聞こうと聞くまいと、自分の損にはならない。

実行しなくても、それは「現状維持」だと解釈できるからだ。

 

 

だからと言って、わたしは、わたしからいちいち料金を請求しない。

しても、意味がないからだ。

 

わたしから請求したところで、相手の《覚悟》は生まれないことも知っている。

(もちろん、わたしの周りの人間の中には、料金を支払う者もいる。)

 

 

お客様として、わたしを選んで来る人間は、必ず覚悟がある。

自ら、それを選んで、覚悟の表れとして、料金を支払う。

(料金を支払ってまで、グサグサと傷つくかもしれないことを選択するのだから。)

 

 

わたしのところに来て、自分と向き合うことを実行した人間は、しっかりと奇跡を起こしている。

 

何も変わらないという人に、話を聞くと、何も実行していない。

「1回やってみたけど、あとはやっていない。」

というようなことを、平気で言う。

そして、過去と同じ不満を抱えているのだ。

奇跡を起こすのは自分だという自覚がないのだろうと、わたしは解釈している。


他力本願で、誰かが何とかしてくれるという思考だから、自分は何もしなくて平気なのだろう。

 

そして、こういう人間ほど、『努力は報われる』と思い込んでいるのだ。

 

 

自分は当たり前にやっていることを、

他人に評されることが、あなたの本当の得意なところかもしれない。


誰かと比べても仕方ないというのは、そういうことなのだ。

 


自分が当たり前にできることを、

レベルアップしていく(努力していく)ことから、

チャレンジしてみてはどうだろう。