バカの思考。


バカは本質を知ろうとしない。

もしくは、
物事に、本質というものが存在することを知らない。



子どもに添加物を摂らせないように、毎日、「ダメダメダメ」とイライラしているバカ。

なんのために、添加物を食べさせないようにしているのか?
大半の人は、「病気にならないため」と言う。


じゃあ、病気を引き起こすのは、添加物だけか?
全員が、「そうとは限らない」と言う。



自分が子どもの頃、何がいちばん嫌だったか?
「親の機嫌が悪いこと。」
と答える人は、8割を超える。

それなのに、
自分が親になると、正論のために、自分の機嫌を振り回す。



ここまで読んだ人で、すでに心が痛い人が多いのでは?



もちろん、
立場が変われば、思いも変わる。そういうものだ。

そこにもちゃんと理由がある。

だから、自分が親になって初めて、
自分の親を許すこともできる人間も、たくさんいる。
(「気づき」を得ることができる人間ということでもある。)


ただし、
自分の子どもに、「許してもらう」ことを前提に、バカを丸出しするのは、違う。


大前提として、子どもは親の背中を見て育つ。
そして、それは、子どもが社会人になっても、親の背中を見続けているものなのだ。


添加物よりも、何よりも、すべてに『心』が関与している。


フィジカルも、メンタルも、思考が土台となる。
その思考は、心が作り出す。


「ダメダメダメ」と言われ続けた子どもが、
社会人になって、思いやりのある人間に育つだろうか?

そういう環境下で育って、人に心からの思いやりを持てている人間に、わたしは会ったことがない。
(上っ面な思いやりならいくらでも。)



自分の心が満たされて初めて、他人に分けることができるのだ。

パンデミックになると、大半の人間が、買い占め行動に走る。
それを視るだけでも、どういう状態なのかがわかる。



すべて、「自分さえ良ければ良い」に繋がるのではないか?とすら、思えてくる。



『心』を無視して、偏ったこだわりを持つ人間の大半が、大病するか、老化が進化するか、そして、周りも不幸にするか。
(周りが子どもに市販のお菓子を持ってきたら、ものすごい剣幕で苛立つ。それが、周りまで不幸にしていることにも気づかない。)


それは『心』を無視しているから。
自分の心も、周りの心も、無視しているから。


すべての礎は、『心』。


心を知ろうとすれば、物事の本質も見えてくる。

所詮、人間界。