あー。今、思えば、かなり病んでいたのかもしれない。ドツボにハマっていたのかもしれない。
と、昨日くらいから思えるようになった。
自分がやってることがビジネスなら、ビジネスとは?と、漁りに漁った数年だった。
2年半のコンサルにも突入した中で、漁りに漁っていた自分は、やっぱり化け物なのかもしれないな。と、自分の脅威に自画自賛だ。
いろんな人がビジネスのことを発信している。
「ビジネス=お金」
の人もいれば、
「ビジネス=人=お金」
の人もいる。
共通しているのは、ビジネスが成功しているかとうかは、お金の額で決まっているかのようだ。
「ビジネスの成功=お金の額」
なら、わたしがやっていることは、ビジネスとは言えないのか?ビジネスの失敗?ビジネスとして恥ずかしいこと?
…いやいや、それも、人それぞれの価値観。人それぞれの捉え方でしかないし、なかった。
元々、人間関係がうまくいかなかった人が、ビジネスを始めてお金が回るようになり、人を使う立場になり、そうなったら人間関係を築かなきゃいけなくなり、自然と訓練していき、ビジネスという世界の中で人間関係もうまくやっているというパターンが多いように感じる。
そもそも人間関係がうまくいっている人は、ビジネスの話を発信せずに、もっと違う着眼点での発信をしているように感じる。
『自分はどっちに当てはまるか?』
つまり、どんな世界でも、自分を見失ってしまっては、チャンスを逃すパターンもあるということだ。
この世の大半は、お金で成立している。
しかし、あの世は、お金なんてものが無い。
この世で必要なお金を通して、あの世で必要な魂の成長を促すことも留めることもできる。
もっと簡単に言うと、
「お金があれば幸せ」だと思い込んでいる人は、一生幸せになれないという現実。
なぜ、お金がほしいのか?→幸せになりたいから。
お金で買えるのは物質であり、幸せではない。
物質=幸せでもない。
ここの勘違いに気付けずに一生を終える人は、たくさんいる。
あのスティーブ・ジョブズさんでも、一生を終えることがわかった時に、幸せがお金でも物質でもなかったことに気づいたのだ。
ビジネスも同じではないか?
「お金がなければ、人助けはできない。」というが、本当か?
お金がなくても、人助けしている人は存在する。
逆に言えば、お金を出すことでしか、人助けができない人が多いだけのことではないか。
そもそも人間関係がうまくいっている人間は、『人助け=お金』とも思っていない。
どちらが正解で、もちらが間違いかなど、そんな野暮な話ではなく、すべてはその人の価値観で決められたことでしかないということだ。
わたしはよく、
「コンサルなんてやっても、お金にもならない。」
と言ってきた。それは事実だったからこそ。
お金に換算したら3億円は下らない。
コンサルをビジネスとして捉えれば、わたしのコンサルなんてどう考えても赤字でしかない。
しかし、ビジネス度外視でみれば、中途半端なことはせず、徹底的にやる。
何人もの人間が、わたしのコンサルで、お金ではなく「幸せを掴んだ」のだ。
逆に、お金によって、より一層、人間的な信頼を失った人もたくさん見てきた。
今も、外に出ているスタッフたちは、
「仕事=お金」
という価値観から、
「仕事=役に立つ」
という価値観で、働いている。
社会に出て20年以上、仕事に関わることはいくらでもあった。だけど、その仕事から、何を学び、何を糧にし、何を生かしてきたか?
これに、答えられない20年が過ぎていたのだ。
「仕事=お金」のはずが、気持ちが続かず、仕事も続かない。自分の機嫌は悪くなるばかり。
どれだけ、お金が欲しいと言っても、お金以外のところでつまずく。その分析もできずに20年が過ぎていたのだ。
スタッフたちが特別なのではなく、同じような人間が大半なのではないか?
そこから、彼らは価値観を広げて今に至る。
それは発展途上だが、それまで発展途上にすら至ってなかったのが現実だ。
仕事とは?の価値観を広げて、今日も自分と向き合い、お客様と向き合う姿があるなら、わたしのコンサルは、お金にこそならないが、お金では解決しないことの解決になり、当事者が「幸せを掴んだ」のなら、それこそが、このコンサルの報酬なのだ。
「幸せを掴んだ!」と感じる心を得るのは、お金ではないのだから。
なので、わたしも、
「コンサルなんてお金にもならない。」
という言葉を、今後は封印する。
わたしのコンサルは、お金になるわけがないからだ。自虐ネタにもならない。
そして、わたしのコンサルを受けるのも、誰彼受けられない。それは、コンサルという研修で、クライアントは研修生だ。研修生になるためには、わたしとの面接が必要で、仮に受かったとしても、離脱していく可能性は高い。
かつあき先生のブログを読んでいただければ、内容の一部はわかると思うが、あれは100分の1の内容だ。100%、研修生側の覚悟次第。
後にも先にも、これだけのコンサルをするのは、かつあき先生だけだろう。
他のスタッフは、かつあき先生を通して、学んできた部分が大きい。そうでなきゃ、耐えられなかったからだ。かつあき先生を通してでも、心が折れそうな時はたくさんあっただろう。
すべてが「他人事」ではなく「明日は我が身」なのだ。
わたしは、『メンタルコンサルティング』というメニューを削除し、『占い相談』というメニューを出した。
基本、わたしに会うのは、時々がちょうどいい。笑