小説よりも奇なり。『「お金の不安の断捨離」を読んで。』


こんばんは。

かつあきです。

 

 

先日、いくえさんから、

 

著:やましたひでこ

「お金の不安の断捨離」

 

という本を渡されました。

そして、

 

「これ、読んでみて!読んだ後に、わたしに内容を教えて!」

 

と、言われました。

 

 

私は、お金に執着のある人間です。

過去の私は、お金のためならなんでもやるというようなところもたくさんありました。

 

いくえさんと一緒に過ごすようになってから、お金に対する執着の仕方が、恥ずかしいと感じることも多くありますが、それでも、まだまだです。

 

 

そんな私に、「お金」の本を渡してきて、内容を教えて!と。

 

。。。

読みますよね。やっぱり。

私は、活字が苦手です。本を1冊読むことなんて、過去にあったかな?というくらい苦手です。そんな私に「内容を教えて」と言われたら、そりゃ、読むしかないですよね。しかも、「お金」に関する本ですから。

 

 

 

気づいたら、読み上げていました。

私にとったら、このくらいのことでも、キセキなのです。小さな達成感です。

 

 

そして、いくえさんに伝えました。

 

それを聞いたいくえさんが、

「もしかしたら、多くの人は、本当に使いたいモノを買うのではなく、持てば幸せになれると思っているのかも。でもさ、その時点で、自分は不幸だと思って生きてるってことなのかもしれないね。」

と言ったのを聞いて、自分の中でも、「あ。。。」と思ったので、あながち間違っていないかもなと思いました。

 

 

本の内容は、いくえさんが日頃から言っていることが書かれていました。

 

そんないくえさんは、お金の不安というよりも、お金がなくても、必要だと思うことへの投資をずっとやってきた人です。

それを、

「経営者としては恥ずかしいことだと思ってた。」

と言ったことが印象的です。

 

お金にならないことでも、必要だと思うことにはずっと投資してきた。理解できない人がほとんどなのではないかと思います。

 

 

「そんなお金にならないことをして、意味があるの?」

それは、そんな経験がないからこそ言えることなのかもしれません。

なぜなら、私もその当事者だからです。

私も、今は、いくえさんの特別コンサルを受けている身です。いくえさんは、この特別コンサルを『3億円』と言いますが、実際には請求されていません。

請求されたら支払うのか?「支払えない」のが本当のところですし、最初に、

「3億円だけど、特別コンサルやってみる?」

と言われていたら、きっと受けていなかったと思います。

「3億円?馬鹿馬鹿しい。」

と一蹴して、過去のままの人生を過ごしていたことは間違いありません。

 

いくえさんにとって、1円にもならないことを、20年以上ずっとやってきているのです。

そんなこと、自分の人生のプランに一切入れていない人がほとんどだと思います。

 

いくえさんは、人知れず、世間とのギャップと闘っていたのかな?と少しだけ感じました。

 

この特別コンサルは、私の他にこれまで12人の方がいたそうで、ほとんどの方は今でもいくえさんと交流があるようです。中には、私も親しくさせてもらうようになった方もいますが、みなさん「死にかけていた」と話してくれました。

 

私もですが、きっとそれまでのみなさんも、いくえさんがやってきたことを、

「恥ずかしい」

という言葉に変わってしまうことが、悲しいというか、悔しいというか、うまく言葉にならない感情がこみあげてくるはずです。

 

3億円は支払えないけれど、3億円の価値はあると思っています。だって、みんな死なずに済んでいるのですから。ただ、死んでないだけじゃなく、生きる意味を見出して、幸せになろうとしているのです。自分の人生を、自分の足で歩いて行こうと、今日も生きているのです。そこまでのことを、ほかに誰がしてくれますか?そんな人がいますか?少なからず私にはいませんでした。

 

 

お金とは、車で例えたら「ガソリン」だと、この本に書かれていました。

肝心なのは、車と目的地だということを忘れて、ガソリンありきの思考だと、自分軸にはなれないのだと。

そうです。私は必死にガソリンばかりを集めようとしていて、肝心の車も、そして目的地のことなど考えていなかったと思います。

いくえさんは、車と目的地はいつもしっかり手元にあって、「どこでガソリンを入れようか」と考えているのだろうなと、感じました。

 

 

お金への執着の観点が、少し変わった気がしました。

この気づきが、のちに繋がるように考えていきたいです。