こんにちは。
整体師のかつあきです。
約2か月ぶりの更新となりましたが、このブログを楽しみにいてくださる方も多く、更新を待っているとのお声をかけてくださることもあり、とても嬉しいです。
この約2か月の間も、私にとって色々なことがありました。
そして、どれも、私にとってプラスになることばかりでした。
一見、私にとって不利益なことなのでは?と思うことでも、それがあったから、
私を応援してくれている方々の存在を目の当たりにできたり、一緒に考えてくれたり、
自分が一人じゃないんだと、気づかされたり、本当にすべてがプラスでした。
このブログでは、整体師大島ではなく、『人間・大島かつあき』として感じたことを、素直に綴っています。
中でも、『発達の特性』という面では、本当にたくさんの方から「共感」の言葉をいただくことが多く、本当に嬉しいです。
最近では、芸能人の方々なども、ご自身の発達の特性を公表している記事を見かけます。
ですが、その記事のリアクションの中に、「わざわざ言うことじゃない」という言葉も見かけます。
私は、個人的に、伝えなければ理解されにくいのではないか?と感じています。
代表のいくえさんも、発達の特性について、いろんなクライアントさんとお話をしていますが、その中で、
「知識がなければ、理解できない。だから、勉強してください。」
と言っていることが印象的です。
実際、私でさえ、知識がなかったために、自分のことを受け入れられずにいました。
なぜなら、
『変な奴だと思われたくないから。』
これを、一年前にいくえさんと出会うまでに、必死にやってきたのです。
『違う、違う』と思えば思うほど、変な方向に向かってしまう・・・
結果、私は、ずっと『変な奴』だったのだろうと、今では思います。
いくえさんは、
「発達の特性が悪いわけではない。正しく理解すれば、その人の得意なことを生かせることが、必ずある。」
と、言います。
そして、
「それを、『一人でやれ』と言うのは、その人による。人によってレベルも、得手不得手も違う。だからこそ、周りにどのくらい知識があるか。それが環境になるから。」
と。
先日の、岐阜出張では、リピーターの方も含め、たくさんの方に、私の整体を選択していただき、喜んでいただけたようで、楽しいお時間を過ごすことができました。
本当にありがとうございました。
いくえさんのコンサルにも、基本的には同席させてもらい、必要あれば、私もお話させていただくこともあります。
とあるクライアントさんのときに、同席した際は、まるで自分自身を見ているかのような印象を受けることがありました。
・・・いくえさんは、どう切り返すのだろう・・・
私はじっと話の行方をみていたのですが、
そのクライアントさんが、ぶわっと号泣したのと同時に、心が開いた瞬間を見たような気がしました。
クライアントさんからしたら、今までの人生の中で、おそらく言われたことのない言葉をかけられたのだと思います。だから、戸惑いながらも、号泣して涙が止まらないのだと感じました。
否定され、罵声を浴びせられ、そんなことが当たり前のように続く日々。
自分には味方などいない。人を信じることができない。信じ方もわからない。
なによりも、自分がどうしたらいいのかが、わからない・・・。
「わからない・・・。わからない・・・。」
と、繰り返すその言葉の意味が、私には痛いほどわかりました。
わからないことを、「わからない」と素直に言えない。
なぜなら、「わからない」ということを理解されないから。
みんながわかることを「わからない」と言ってはいけないんだ・・・
「甘えてる」「怠けてる」・・・そうじゃない・・・
でも、『良い子』じゃないと、受け入れられないんだ・・・
『良い子』・・・『良い子』・・・
いくえさんとは、きっとこの先も関わっていくのだろうと思いました。
私自身が、それで救われたように、きっと。。。
この出張期間に、高校野球の甲子園大会が始まっていたので、
移動日に、いくえさんと一緒に、人生初の甲子園観戦をしました。
5月は、球場の外を見て終わったのですが、今回は、球場の中に。
・・・
人一倍、気持ちがたかぶり、叫びたいような衝動に駆られること。
じっと座っていられないこと。
人ごみの中にいると、恐怖感にかられ、頭の中がパニックになること。
・・・
他にも、細々と、頭の中は忙しいのですが、
自分の特性を隠すことなく、いくえさんに伝えられ、
それを驚かれたり、否定されたりしないことは、本当に気持ちがラクでした。
甲子園も、『誰と行くか』で、楽しめる度合いも違うんだと感じました。
プレミアムシートに座っていたのですが、いくえさんは、ファールボールが怖いからと、メガホンでキャッチする!と言い出し、メガホンを購入したことが、最高にウケました(笑)
一流の高校球児がプレーしている姿を、初めて目の当たりにして、この年になって、なんだか感化されたような気持ちにもなりました。
私にも輝ける舞台がある。
「あなたもきっと、誰かの希望になれる。」